ストーリー絵本
かーたんゆあが目を覚ますと、異形の姿に変わっていた。 魔族の男が言う。 ようやく目覚めたか。待ちくたびれたぞ。 どうした、ほうけた顔をして。何か体に異常でもあったか? かーたんゆあは頷いた。 そうか。なるほど。ならば血の契約はうまくいったようだ…
突然勇者姫アンルシアから手紙をもらったかーたんゆあ。 プクランド大陸のキラキラ大風車塔に来てくれというので向かうと、熱気球の前にアンルシアがいた。 急なお誘いだったのに来てくれてありがとう。うれしいわ。 私、気球に乗るのが夢だったのよ。だから…
賢者ルシェンダに呼ばれたかーたんゆあは真グランゼドーラ城にある賢者の執務室に向かう。 おお、かーたんゆあか。待っていたぞ。よく来てくれた。早速だが用件に入らせてもらおう。少し前にある人物を保護してな。その者は我らとも因縁浅からぬ人物―黒衣の…
かーたんゆあとメレアーデは5000年前の王都キィンベルに時渡りした。 エテーネ王宮が健在ならマデ神殿の事も調べられてんでしょうけど・・・仕方がないわね。王都の人達にマデ神殿の事を聞いてみましょうか。 主人公達が王国軍司令部に行くと、そこには…
かーたんゆあとメレアーデはディアンジの家に向かった。 やや、かーたんゆあさんじゃないですか!いらっしゃい。お久しぶりですねえ。 メレアーデの姿に気づくディアンジ。 メレアーデ様!私は幻でも見てるんでしょうか。 幻ではないから安心して。私達はク…
かーたんゆあたちはマデ神殿に到着。 マデ神殿の扉をクオードが時見の鍵で開けて中に入る。 奥にある部屋の前に行くと、中から声が聞こえてくる。 「引き返せ。この先へ進むこと、看過にあたわず。」 部屋に向かって叫ぶクオード。 何者だ、怪しい奴め!この…
王都キィンベルに向かうと隕石が目前にまで迫っていた。 そんな・・・もう・・・ まだ望みはあるキュ。 王都を守るバリアが破壊される前に永久時環を起動させるキュ。 あれがキュレクスさんの言っていた王都を守る障壁。 虚ろな表情のクオードがやって来た。…
時獄の迷宮に着くと、そこはエテーネ王宮の中だった。 着いたキュ。ここが時獄の迷宮だキュ。 メレアーデの姿が見当たらない。 大変キュ!メレアーデがいないキュ! どうしてこんな事に・・ ちょっとキュレクスの知識をあさってみるキュ。 ・・どうやら時獄…
俺がキュロノスの傀儡だった頃はこの先が時見の神殿だったはずだが。 奴のことだ。俺達を妨害するため、神殿にも手を加えているだろうな。 神殿へ向かうエレベーターに乗り込む。 エテーネの村でお前を拾ったご婦人は知り合いの夫婦にお前を預けると言ってい…
賢者ホーローからかーたんゆあ宛に手紙が届いた。 かーたんゆあに会いたいと言うので、待ち合わせ場所である真グランゼドーラ城前の広場に向かった。 おお、かーたんゆあ。わしからの手紙は読んでくれたか?おぬしにぜひとも会いたくてのう。 聞いたぞ。竜族…
エテーネルキューブが起動し、かーたんゆあは5012年前のドミネウスの屋敷へ移動した。 しかし屋敷は荒れ果てており、以前と様子が違っている。 屋敷の様子が前に来たときと全く異なっているキュ。現在の年代を測定してみるキュ。 かーたんゆあ、ボクたち…
かーたんゆあは王都キィンベルに到着した。 王都キィンベルの軍司令部前に着くと、なにやら騒動が起きていた。 屋敷の使用人たちが副団長と話している。 「では、君たちの主については引き続き、軍司令部のほうで治療させよう。命に別状がなくてよかったな。…
かーたんゆあとシャンテは、ラウラリエの丘に到着した。 ラウラリエの丘にはラウラの花がたくさん咲いていた。 かーたんゆあさん見て。こんなにきれいな花園、はじめてよ。 この花がエテーネ王国領だけに咲くラウラの花なのね。とってもいい香り。 たしかに…
かーたんは軍司令部のクオードの所へ到着した。 やっと来たか、かーたんゆあ。待ちくたびれたぞ。 それにしても貴様ときたら、またもや思いがけない場所に現れて、まるでボウフラのような奴だな。 初めて貴様に会ったときも、どうやって使用人たちの目をくぐ…
かーたんゆあが目を覚ますと、目の前にドレス姿のメレアーデがいた。 よかった、気がついたようね。あなた、屋敷の外で倒れていたのよ。 あなたは確か、クオードの幼友達で大親友のかーたんゆあさんだったわよね。心配しないで、クオードも一緒よ。ほら。 隣…
テラスに剣士がいた。 ん?そなたは。そういえばお互いバタバタしていてまだ名乗ってすらいなかったな。 自分はファラスという。エテーネ王国軍の兵士でもなければ王宮に使える役人でもない。 ドミネウス陛下の弟君であるパドレ様ただ一人に忠誠を誓う一介の…
そこに指針監督官のベルマがやってくる。 ククク、傑作だな。最高の眺めじゃないか。貴様のような薄汚いよそ者にはやはり牢獄が似合っているぞ。 私を覚えているか?かーたんゆあ。元指針監督官ベルマだ。少し前までは今の貴様と同じように収監されていたが…