かーたんゆあが目を覚ますと、異形の姿に変わっていた。 魔族の男が言う。 ようやく目覚めたか。待ちくたびれたぞ。 どうした、ほうけた顔をして。何か体に異常でもあったか? かーたんゆあは頷いた。 そうか。なるほど。ならば血の契約はうまくいったようだ…
突然勇者姫アンルシアから手紙をもらったかーたんゆあ。 プクランド大陸のキラキラ大風車塔に来てくれというので向かうと、熱気球の前にアンルシアがいた。 急なお誘いだったのに来てくれてありがとう。うれしいわ。 私、気球に乗るのが夢だったのよ。だから…
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