Ver.4.0 5000年の旅路 遥かなる故郷へ
賢者ホーローからかーたんゆあ宛に手紙が届いた。 かーたんゆあに会いたいと言うので、待ち合わせ場所である真グランゼドーラ城前の広場に向かった。 おお、かーたんゆあ。わしからの手紙は読んでくれたか?おぬしにぜひとも会いたくてのう。 聞いたぞ。竜族…
エテーネルキューブが起動し、かーたんゆあは5012年前のドミネウスの屋敷へ移動した。 しかし屋敷は荒れ果てており、以前と様子が違っている。 屋敷の様子が前に来たときと全く異なっているキュ。現在の年代を測定してみるキュ。 かーたんゆあ、ボクたち…
かーたんゆあは王都キィンベルに到着した。 王都キィンベルの軍司令部前に着くと、なにやら騒動が起きていた。 屋敷の使用人たちが副団長と話している。 「では、君たちの主については引き続き、軍司令部のほうで治療させよう。命に別状がなくてよかったな。…
かーたんゆあとシャンテは、ラウラリエの丘に到着した。 ラウラリエの丘にはラウラの花がたくさん咲いていた。 かーたんゆあさん見て。こんなにきれいな花園、はじめてよ。 この花がエテーネ王国領だけに咲くラウラの花なのね。とってもいい香り。 たしかに…
かーたんは軍司令部のクオードの所へ到着した。 やっと来たか、かーたんゆあ。待ちくたびれたぞ。 それにしても貴様ときたら、またもや思いがけない場所に現れて、まるでボウフラのような奴だな。 初めて貴様に会ったときも、どうやって使用人たちの目をくぐ…
かーたんゆあが目を覚ますと、目の前にドレス姿のメレアーデがいた。 よかった、気がついたようね。あなた、屋敷の外で倒れていたのよ。 あなたは確か、クオードの幼友達で大親友のかーたんゆあさんだったわよね。心配しないで、クオードも一緒よ。ほら。 隣…
テラスに剣士がいた。 ん?そなたは。そういえばお互いバタバタしていてまだ名乗ってすらいなかったな。 自分はファラスという。エテーネ王国軍の兵士でもなければ王宮に使える役人でもない。 ドミネウス陛下の弟君であるパドレ様ただ一人に忠誠を誓う一介の…
そこに指針監督官のベルマがやってくる。 ククク、傑作だな。最高の眺めじゃないか。貴様のような薄汚いよそ者にはやはり牢獄が似合っているぞ。 私を覚えているか?かーたんゆあ。元指針監督官ベルマだ。少し前までは今の貴様と同じように収監されていたが…