かーたんゆあのドラクエ10、アストルティアの思い出

ドラクエ10のブログ、アストルティア生活を満喫するかーたんゆあの日常

エピソード26-2 5000年の旅路 遙かなる故郷へ Ver.4.0

エテーネルキューブが起動し、かーたんゆあは5012年前のドミネウスの屋敷へ移動した。 

しかし屋敷は荒れ果てており、以前と様子が違っている。

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屋敷の様子が前に来たときと全く異なっているキュ。現在の年代を測定してみるキュ。

かーたんゆあ、ボクたちは前に来たときよりも時が過ぎた状態の屋敷に到着したと推測されるキュ。 エテーネルキューブの調律に少し乱れが発生していて、そのせいで時間がズレたみたいだキュ。

今後はこのような問題が起こらないよう、ボクはキューブの制御に集中するキュ。 その代わり、今後はエテーネルキューブの起動判断はかーたんゆあにまかせることにするキュ。

時間が多少ズレたとはいえ、ここがエテーネ王国のメレアーデがいた屋敷であることは間違いないキュ。 メレアーデから預かった記憶の赤結晶を弟のクオードに渡して、一緒に見ることがかーたんゆあの任務だキュ。

でも屋敷の中からキミ以外の人間の生体反応が全く感知できないキュ。

ここにいても意味がないと思われるキュ。 可及的速やかに屋敷の外へ脱出し、クオード探索ルートの再構築をするよう提案しておくキュ。

ボクはキューブの中に退避しておくキュ。時の妖精たる者、別時間の存在とむやみに接触することは極力避ける必要があるキュ。

キュルルはキューブの中に入っていった。

かーたんゆあは廃墟となっているドミネウスの屋敷を脱出することにした。

途中、何度も魔物と遭遇するがなんとか屋敷の出口にたどり着く。

すると3人の兵士がちょうど屋敷へと入ってくるところだった。

「だいぶ荒らされているな、どうやら魔物が入り込んでいるようだ。」

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その時、かーたんゆあが物音をたててしまい兵士たちに気づかれてしまった。

「む?貴様は何者か?」

兵士たちに取り囲まれてしまうかーたんゆあ。

「ふーむ、エテーネ王国の者には見えませんねえ。」

一人の兵士が声を荒げる。

「ここで何をしてやがる!もしかして野盗のたぐいか?」

ローベルという兵士が止めに入る。

私はローベル。我々はこの辺りの警備を任されているエテーネ王国、辺境警備隊の兵士だ。 貴殿は旅の者と見た。

何用で訪れたのかは知らぬが、この屋敷は今危険な状態にある。 即刻立ち去ったほうがいい。

我々の詰所がそう遠くない場所にある。そこまで行けば安全だ。 だが我々は調査任務があるため、貴殿を送っていくことはできない。自分の足で詰所まで行ってもらいたい。

この者の目は犯罪者のものではない。責任は私が取る。 警備隊の詰所は、このバントリユ地方の東だ。気をつけて向かうがいい。

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兵士たちは屋敷の奥へ調査に向かった。

かーたんゆあは警備隊の詰所へ向かう。

途中、5つの石碑があったので調べてみる

 

#1
#天の神よ、地の人よ、かの者をたたえよ。


#ここに語られるは、エテーネ建国王たる英雄レトリウスのいさおしの第一節。


#マデ氏族の若者レトリウスは、成人の儀である獣の牙折りに挑むにあたり獣の王ムザーグを狩らんと欲した。


#ムザーグは岩山のごとき巨体の魔獣である。


#誰もが無謀な試みだとあざわらったが、レトリウスは己の知恵と勇気を信じていた。


#ひと月後・・・誰もがレトリウスの無残な死をウワサしあう頃、若き勇士は見事、獣の王を討ち果たし、その牙を持ち帰った。


#これはレトリウスの最初のいさおし。


#誰も思い描かぬ夢を見て、それをかなえる。


#英雄たる者の資質はここに示された。


  #2 
#天の神よ、地の人よ、かの者をたたえよ。


#ここに語られるは、エテーネ建国王たる英雄レトリウスのいさおしの第二節。


#レトリウスには 無二の親友がいた。


#名は キュレクス。常にレトリウスと共にあり、その知恵とチカラを友のために尽くした。


#放浪者であったキュレクスは、旅の途中、行き倒れているところをレトリウスに救われ、マデ氏族の集落で過ごすことになった。


#滞在の間、レトリウスとの友情を深めた彼は、やがて、この地に根を下ろし、友のために己がチカラを振るうことを決意するようになる。


#キュレクスの知恵は、マデ氏族に多くの恵みをもたらすことになった。かような友を得たこともまたレトリウスの英雄たる証と言えよう。



#3
#天の神よ、地の人よ、かの者をたたえよ。


#ここに語られるは、エテーネ建国王たる英雄レトリウスのいさおしの第三節。


#マデ氏族の長となったレトリウスは、ティプローネ高地に巣食う、毒竜ガズダハムを氏族の総力を挙げて討つことを決意した。


#かの毒竜を倒し、ティプローネ高地を得られれば、くめど尽きぬ水源と豊かな狩場を手に入れられ、氏族の繁栄は約束されるがゆえに。


#キュレクスが予言した通りの大雨の日に討伐は決行された。ガズダハムの発する毒の霧は降りしきる雨に流され、うすらいだ。


#討ち手の先頭に立つレトリウスの槍がガズダハムの心臓をつらぬき、マデ氏族はついにこの地に覇を唱える一歩を踏み出した。



  #4
#天の神よ 地の人よ かの者を たたえよ。


#ここに語られるは エテーネ建国王たる英雄レトリウスのいさおしの 第四節。


#ある日レトリウスは、ケミル氏族という小勢力を旗下に取り込んだ。彼らは錬金術という物を作り変える秘術をあやつる人々だった。


#他氏族からうとまれ、恐れられていた彼らを新たなチカラとして手厚く遇したのはレトリウスの器の大きさを 示すものである。


#ケミル氏族の中でも、長の息子ユマテルは万物の理に通じるとまでいわれる錬金術師で、その術によりマデ氏族の生活は格段に向上した。


#神知の放浪者キュレクスと大錬金術師ユマテル。


#ふたりはやがてレトリウスの双翼と呼ばれるようになっていくのだった。


#5
#天の神よ、地の人よ、かの者をたたえよ。


#ここに語られるは、エテーネ建国王たる英雄レトリウスのいさおしの第五節。


#危険な魔物を討ち、他氏族との戦争を勝ち抜き、マデ氏族の長レトリウスの版図はすでに国と呼ばれるまでに 大きくなっていた。


#大エテーネ島に住まう諸氏族は、ことごとくレトリウスの支配に服し、その威勢はレンダーシア全土に響くまでとなった。


#レトリウスの武勇、キュレクスの叡智、ユマテルの秘術・・・それらが原動力となって、ここに偉大なる王国が生まれた。


#キュレクスの提言により新たなる国の名はエテーネと定められた。それは異邦の言葉で「永遠」を意味するという。




かーたんゆあはバントリユ地方の東にある警備隊の詰所に着いた。
すると、ドミネウスの屋敷で出会った兵士ローベルが戻ってきていた。

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おお、貴殿も今着いたところか。貴殿と会った後、屋敷の奥へ向かったが思ったよりも中の魔物が手強くてな。いったん引き上げて来たところだ。

他の2人の兵士たちもいる。

「全く、ひどいめにあいましたよ。」

「お前、あそこにいてよく無事だったな。運のいいヤツだぜ。」

貴殿には、隊長のところまで同行を願おう。ドミネウス邸にいたのは何か事情がありそうだったからな。

ローベルが兵士たちに言う。

私は隊長に増員の許可をもらってくる。ディークとイガラの両名はその間に少し休んでおけ。

ローベルと一緒に、隊長の元に向かうかーたんゆあ。

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ラゴウ隊長。ドミネウス邸の調査の件、増員を願いたいのですが。

ラゴウ隊長が驚く。

なに?ただの調査任務のはずだが、お前たちだけでは足りないというのか? どういうことか、さっさと報告しろ。

は!屋敷内には魔物が侵入しており、我々3名だけでは苦戦を免れず、一時撤退してきたという次第です。

しかたあるまい。増員を許可する。人選はお前に任せる。 ところでローベル。お前の横にいるそいつはなんだ?

は!我々が調査に訪れた時、屋敷にいた旅の者です。事情がありそうなので連れてきました。

ふん、屋敷にいただと?ならばそいつはただの不法侵入者ではないか。おおかた、王都に行こうとして道に迷ったのだろうが、そんな話は後だ。その辺りで待たせて・・・

ラゴウ隊長がそこまで行った時、近くで悲鳴が聞こえた。

なんだ?今の悲鳴は。

ディークの声のようです。いったい何が・・・

イガラが慌てた様子でやって来た。かなり取り乱している。

「隊長!魔物の襲撃だ!何人かはやられちまいました!」

ラゴウ隊長が立ち上がる。

なに!この辺りの魔物が詰所を襲ってきたことなど今までに一度もなかったぞ!

「それが、初めて見るヤツで。オマケになんか普通じゃなくて。」

イガラがそこまで言った時、黒くて大きなツノが1本ある4足歩行の魔物が現れた。

魔物の角には、黄色い宝石のようなものが埋め込まれている。

魔物はその角から黄色の光をイガラに向かって照射した。

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イガラから何かを吸い込んでいるようだ。

そして照射が終わると、ツノにある黄色い宝石が赤い色に変化した。

イガラはその場に倒れ込んでしまう。 ラゴウ隊長は腰を抜かしてしまった。

ローベルは立ち向かおうとするが、魔物は逃げ去ってしまった。

ラゴウ隊長は怯えている。

なんなんだ、あの魔物は。あんなのは見たことがないぞ。 それになんだ、あの態度は。我々にはもう興味がないとでも言いたそうな感じだったではないか。

イガラの容体を確認する。

死んではいないのか?まるで生気を抜かれたような・・・

イガラに呼びかけをするが、全く返事がない。

駄目か。とにかくこのまま放っておくわけにもいかんな。

奇妙な魔物に襲われた詰所の兵士たちは、皆、生気を抜かれたかのようになり、動かなくなっていた。 ラゴウ隊長の命により、彼らは襲撃をまぬがれた兵士によって治療のため王都へと送還されていった。

ううむ、なんということだ。ほとんどの隊員があの魔物1匹にやられてしまうとは。

そこへローベルが調査から戻ってきた。

逃げていくあやつの後を追い、西のほら穴へ入り込むのを確認しました。 私ひとりでは太刀打ちできぬと判断し、報告に戻った次第です。

ラゴウ隊長が考え込む。

ぬう、そうか。しかしあれを放置しておいて、またここを襲ってきたら・・

おお、そうだ。そこのお前、荒事は得意なのだろう?風体を見ればすぐにわかるぞ。 お前に仕事を与えよう。あの魔物を退治しに向かうのだ。屋敷への不法侵入を不問にしてやるぞ。 よいな?お前に他の選択肢はない。

あの魔物、むう、名がないと不便だな。 よし、異形のケダモノということで、あれを異形獣と名付けよう。我ながらよいネーミングではないか。

ローベルの言った西のほら穴に向かい、異形獣を退治してくるのだ。倒した証拠の品も忘れずにな。

 

かーたんゆあは西のほら穴で異形獣を倒した。 倒した際に、ツノが折れたのでそれを持ち帰るかーたんゆあ。

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キュルルがエテーネルキューブから出てきた。

ボクの解析によればそのツノには生命体から特殊なエナジーを抽出するチカラがあるようキュ。 それにしてもおかしな魔物キュ。ボクも見たことがない種類だったキュ。

かーたんゆあは兵士の詰所に戻り、ラゴウ隊長に異形獣のツノを渡した。

おお、これはまさしくあの異形獣の頭にあったツノだな。見れば見るほど不思議なツノだ。

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よし、こいつはわしのコレクションに加えておくとしよう。 よくやった。約束通り、お前の屋敷への無断侵入の罪はわしの権限で不問にしてやろう。 だがその前に、もうひと働きしてもらわないといかん。ちょっとそのまま待っていろ。

ラゴウ隊長は、机の上に紙を広げて猛烈な勢いで何かを書き始めた。 そして書いた内容をながめてうむうむと頷くと、その紙を封筒に入れて封をした。

これを王都キィンベルの軍司令部にいる軍団長まで速やかに届けてくれ。 異形獣の出現により、屋敷の調査が不可能になったことを書いた報告書だ。

ついでにわしの王都への配置転換も陳情しておいたがな。 お前も王都に用があるのだろう?これで大手を振って入れるのだ。おおいに喜ぶがよい。

王都キィンベルは、ここより南からエテーネ王国領に入り、北を目指せばいい。寄り道などはせず、まっすぐ向かうのだぞ。

かーたんゆあは王都キィンベルに向かった。

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 こちらの文章は

ドラゴンクエストX(DQ10)ネタバレストーリーまとめ 様より

お借りさせていただきました。